オフィスで働くの多くの方は、1日中PCの画面を見続けているケースは多いと思います。また、最近ではスマートフォンやタブレットが加わり、外出先でも移動中でもディスプレイを眺めているという方も多いとのではないでしょうか。
細かいものや、注視して見続けたりする事で当然の事ながら目が疲れてきます。その他にもPC等のディスプレイが発光されるブルーライトも原因のひとつといわれています。
このブルーライト、実はたくさん見続けると、睡眠障害の原因になるとの調査結果が出ているのです。
当ページでは、ブルーライトの与える影響と、その対策についてまとめています。
ブルーライトは目の疲れの大きな原因のひとつ
ブルーライトとは、400nm前後の領域にある青色の可視光線のことです。太陽光や蛍光灯、白熱灯などにもブルーライトは含まれます。
また、ここ数年で普及している白色LEDには、同じ強さの光でもブルーライトが含まれる量が多くなっています。
ブルーライトは光が網膜にまで到達して疲れ目やかすみ目やドライアイといった原因を引き起こす可能性が高いといえます。
パソコンやスマートホンなどでは、LEDバックライトを採用しているディスプレイが多い為、目の疲れの原因が最も多いともいえます。
この様な原因をすこしでも軽減する為に登場したのがPCメガネです。発売当初はブルーライトをカットできるメガネとして一大ブームを巻き起こしたくらいです。パソコン等で目の疲れが気になる方は一度検討してみても良いと思います。
ブルーライトのせいで睡眠障害を引き起こすことも
パソコン等で作業している時に感じる目の疲れの原因のひとつに、ディスプレイから発光されるブルーライトが影響している事はわかったと思います。
ブルーライトの影響は目の疲れだけでなく、夜間に長時間浴び続けると睡眠障害を引き起こす恐れがあるという調査結果もあります。特に就寝前にインターネットに夢中になってしまう方も注意が必要です。
この様な影響を少なくするためには、ブルーライトの影響を少なくすることが重要です。ブルーライトさえ対策してしまえば、ある程度目の疲れ等を軽減する事ができます。
では、どの様な方法で予防すれば良いのでしょうか。一番良いのはパソコンやスマートホン等の使用をやめる事ですが、なかなか難しいですよね。
そこで、普段から簡単に対策できる方法が、PC用メガネで眼を保護する方法です。PCメガネは、ディスプレイを見続ける機会が多い現代人のために開発されたメガネです。
特殊なレンズで青い光を反射して、目に入る青い光の量を下げる効果があります。
睡眠障害の原因とされるブルーライトをカットしたり、目や体に有害な紫外線を遮断する事で、目への負担を軽減してくれます。
実際、使用していない場合に比べて目に与える影響を50%以上も軽減できるともいわれていますので、やはりパソコン等を使用する時にはパソコン用メガネを使用した方が得策といえます。
PC用メガネは種類も豊富で価格もお手頃
PCメガネの必要性についてはわかったと思います。では実際にどういった眼鏡が販売されているのでしょうか。
各眼鏡メーカーから販売されているのですが、基本的な構造についてはほとんど同じです。使用するレンズにはクリアレンズとブラウン系の色味の掛かったレンズが採用されています。
以前ですと、「ブルーライトをより多くカットするのは色付きレンズ」「見栄えを気にするならば透明レンズ」といわれており、色味の掛かったレンズの方がブルーライトの遮断率は高いと言われていました。
しかし最近ではクリアレンズでありながら、ブルーライトカット率はが高い商品も作られ始めてきています。これならビジネスシーンにおいても気兼ねなく利用できます。
また、度ありの物も販売されていますし、カスタマイズで変更する事も出来ますので、視力が悪くても良くても使用する事ができます。
そして使用する際に注意したいのが、カラータイプはもちろん、クリアタイプのレンズでも、パソコン用メガネを通してディスプレイを見ると多少色が変わって見えてしまうという事です。
しかし使用していればすぐなれる程度の違いですので安心です。ただし仕事柄、色の確認を求められるケースでは注意が必要となります。